GPD Pocket2 Amber Black をモバイルバッテリーで充電実験

2019年9月5日

GPD Pocket2 のようなUMPCでは、モバイル用途が多いので外出先での充電環境がキーポイントになる。今回は、手持ちのモバイルバッテリで充電が可能かの実験を行った。

実験に用いた充電ケーブルはAlibabaで購入した格安の下記3in1の充電ケーブル。

充電時の電圧、電流は下記デバイスで調査した。

こんな形でバッテリのUSBポートに挟む形で使います。

実験は、実際の使用環境に近づけるためディスプレイを点灯した状態で実施。

まずはAnkerのAstro E1 出力は2A

電圧は5.25V

電流は1.83A

しっかり充電しています。

次はRavPowerのRP-PB060 出力は2.4A

電圧は4.95V、電流は1.81A 


次は以前リポートしたAlibabaで購入したワイヤレスで充電、給電が可能なモバイルバッテリ。2.1A

電圧は4.95V,電流は1.81A


次はAUKEYのPB-N37、

電圧は4.98V  ,電流は1.80A


最後はEC TechnologyのPB01

電圧は4.91V,電流は1.81A

最後まとめると似たような結果となり、1.8A程度で充電が可能なことがわかりました。ひとまずモバイル時にも安心です。


実験追加

Anker Astro E1をフル充電しGPD Pocket2のバッテリをどの程度まで回復できるか実験してみました。

充電開始、この後画面はオフにして放置

充電後

この結果、1時間46分の充電で33%から76%まで回復できました。GPD Pocket2のバッテリ容量は6800mAh 、Astro E1は5200mAhですので単純な計算では76%の充電が可能ですが、結果は43%の充電でした。そもそもAstro E1は新品でなくかなり容量が減少している可能性もあるのでこんなもんでしょうか。でもモバイル時の緊急としては短時間で約半分、バッテリが回復するので実用的と言えそうです。