ビットコイン調査-できるビットコイン入門編(2)-
先週受講したブロックチェーンのセミナーのお陰か、仮想通貨について何となくわかってきた気がする。
とは言うものの、コインチェック問題などネガティブなニュースが流れているのも事実、また、先週日曜にお試し購入したビットコインは1週間たたずに10%以上下がるなど、仮想通貨の投機的側面が逆に使いづらさを印象付ける状況になっています。
しかし、SBI,Lineが仮想通貨に参入するなどプラスのニュースも多い。今後は仮想通貨の使いやすくお得なインフラの整備によってマーケットの成長が加速すると思われる。
今回は前回に引き続き「できるビットコイン入門」のサマライズを継続します。
第4章 ビットコインの安全性を知ろう
・仮想通貨はオープンであるためハードフォーク、ソフトフォーク等により分裂が起こり、多くのアルトコインが出現する可能性がある
・ビットコインのような仮想通貨はあくまでもデータであり、送金できる権限をもつことが保有を意味し、送金権限を失う状態が盗まれた状態を意味する。
・送金権限を保有している状態は自分だけが知っている送金のための秘密鍵を保有している状態を意味する。
・取引所の口座にビットコインを預けている場合は前記秘密鍵は取引所が管理している。
・取引所ではネット経由の不正アクセスによる秘密鍵の漏洩を防ぐため、ネットから遮断されたウォレット(コールドウォレット)に秘密鍵を保管し安全性を高めている。
→現在話題になっているコインチェックのケースはコールドウォレットに保管せず、ネットに繋がったホットウォレットに保管していたために秘密鍵が外部に流出、それを使って送金(盗難)が行われたと思われる。
・日本では取引所を開設するためには金融庁への登録が義務付けられているため、取引所の選択の基準の一つには金融庁への登録有無をまずは調べる必要がある
・取引所においてコールドウォレットのほかに、より安全性の高い管理方式(マルチシグ)を取り入れている場合があり、ビットコインアドレスの先頭が「3」になっている(マルチシグでない場合は先頭は「1」)
・ユーザが取引所を介して取引を行う場合、取引所への登録が必要になるがその際に本人確認が徹底されている
→免許証等の情報提出と登録先住所への認証コードの郵送等
・ビットコインはブロックチェーンという公開された一種のデータベースにすべての取引が記録されており、不正が行われた場合でも取引情報履歴から送金の流れがトレース可能。したがって、ビットコインはマネーロンダリングには使えない
第5章 取引所に口座を開設しよう
・通常ビットコインを手にいれるには、まずは取引所に登録、本人確認の認証を受けたのち、日本円を本人の取引口座に入金、適当なタイミングでビットコインを買うことで手にいれます。
・取引所を選択する基準には、ビットコインを購入する場合の手数料、取引におけるサービスの多様性、サポート体制、アプリやウェブページの使いやすさなどがある
・具体的な口座開設、入金、ビットコイン購入方法はDMMビットコインの事例を別記事で紹介しているのでそちらを参考にしてください。
・具体的なチャートの読み方などの開設もありますが、そちらは取引所が提供するアプリで勉強した方がよいでしょう。
第6章 ビットコインを購入しよう
・仮想通貨交換業取得業者には取引所と販売所の2通りがあるが、お得に購入するなら取引所
・注文には市場の成り行きに任せて市場価格で購入する成行注文と、価格と量を指定して希望する額で購入する指値注文がある
・数万円までの少額購入であれば手っ取り早く購入できる成行注文、それ以上の高額購入ならば指値注文がおすすめ
→私の場合はお試しで1万円を成行注文で購入、一瞬で購入できました。
・購入直後の日本円評価額が下がる場合があるがそれは購入時の手数料がとられているため。
→DMMビットコインの場合は1BTCの買値と売値に50、000円の差があるがこれが手数料になる。したがって、購入直後はこの分だけ日本円の評価額は下がる。私の場合は購入直後は約9500円評価額になりました。
・取引所を使う1つのメリットは指値注文にあるので、先々の変動を考慮した指値注文を使いこなすのがベター
・売却時も成行注文と指値注文の2通りがある
第7章 ビットコインを使ってみよう
・第6章まででは単に株式の売買のような意味合いであるが、通貨であることの真価を発揮する取引に使うには取引所の口座から自分のウォレットにビットコインを引き出す必要がある
・ビットコインのウォレットアプリはAPP STORE, Google Playから好みのウォレットをダウンロードすることで手にいれます。
・私もDMMビットコインにしかビットコインがないので、スマホにウォレットを作ってみます。
Google Playからウォレットの1つMyceliumをダウンロードします。

・Myceliumを起動、初回はウォレットが作成されます。

・ウォレットができました。

・ウォレットのバックアップを行います。

バックアップ時には12個の英単語が表示されますのでそれを記録しておき、かつ暗証番号を設定しておきます。
・次に取引所の口座からスマホのウォレットにビットコインを送金しますが、スマホ側のウォレットのアドレスをコピーしておきます。Myceliumの残高ページから受信ボタンを押すとアドレスが表示されますのでそれをクリップボード等にコピーしておきます。

次にDMMビットコインのトレード口座からDMMビットコインのウォレットに送金するビットコインを移します。取引所のウォレットからスマホのウォレットに送金する際にビットコインでマイナーに手数料を払う必要があるのでその分も移動する必要があります。今回は0.001BTC を送金するので0.002BTC移動します。
トレード口座からウォレット口座に移動

次にマイページから出金・出庫ー>BTC出庫を選択します。


出庫アドレスに先ほどmyceliumでコピーした送金先のアドレスをペースト、出庫金額、手数料をセットします。送金手数料は0.0008BTCがセットされていました。よくよく考えると手数料高いです。取引所からの少額の送金は想定されてないようですね

出庫が受け付けられました。

送金時間は送金手数料に依存するのですぐにはスマホのウォレットに入金されないようです。
辛抱強く待ってみます。
これで7章の途中まで終わりました。
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