革でマイレージカードタグを作ってみました。

2019年9月15日

今回は革でマイレージカードのタグ入れを作ってみました。
スターアライアンスに所属するターキッシュエアラインのEliteスタータス(スタアラのゴールド)には、ケースが付いておらず裸でスーツケースに取り付けていたので痛みが激しい状態でした。

それを保護する目的もあって革でケースを作ることにしました。
革はストックしているものから下記のような黒色で2mm厚のものを使いました。
表裏を考えても下記サイズくらいものから作りました。
革の下側に傷が目立ちますが、こちらを切り抜くので問題ありません。

裏面はこんな感じ。

まずは”オルファ(OLFA) 別たち 56B”でカットしていきます。

2つにカット。

次にタグの上側は少し斜めにカットします。

次にストラップを差し込む穴を開けます。

まずは、穴あけポンチで両端に穴を開けます。

次にカッターで穴の間をカットしていきます。

カット完了。

ステッチンググルーバーで外周に縫い穴のガイドを入れます。

ガイドを革のエッジに添わせる形でグルーバーで革を削ります。

こんな感じで外周に溝を掘ります

次に菱目打ちで縫い穴を開けてきます。通常は4つタイプ、端の部分等は必要に応じて2本タイプを使います。

堀った溝に沿って菱目打ちで穴を開けていきます。次の穴を開ける際に1つか2つは既存の穴を使うように開けていけば真っすぐに穴を開けることができます。
1枚目完成。

裏面まで開いています。

2枚完成。

次に表側はカードが見える形でくり抜きます。

エッジは別たちのエッジをうまく使います。

くり抜き完成

縫っていく前に両面テープで表と裏を仮止めします。上側はカードの出し入れ用にオープンにするので両面テープは貼りません。

貼り合わせ。

今回は、黒に合わせてステッチはワインレッドにしましょう。

縫う前に糸にロウをを塗ります。

上部はカードを入れるので片側ずつ縫っていきます。

全部縫い終わりました。

カード上部には画面フィルム等を重ねカード表面をカバーします。

裏面

スーツケースにつけて完成。

余りものの革で作った割にはなかなかです。

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