ワンワールドからスターアライアンスへのステータスマッチ

2019年9月10日

出張等で飛行機によく乗る方でも、国際線が中心でない限りANA、JAL等でマイルやポイントをためて上級会員(ダイヤモンドやゴールド等)のステータスを取得している方が多いと思います。ご存知のようにJALはワンワールド、ANAはスターアライアンスのメンバーですので、前記上級会員のステータスでANAではスターアライアンスの上級会員(ゴールド)、ワンワールドの上級会員(エメラルド)等として、それぞれのアライアンスに加盟した航空会社を利用する場合でもラウンジや優先チェックイン等のサービスを受けることができます。
 しかし、出張等で飛行機を利用する場合は、特定の航空会社を利用できない場合も多く、例えばANAのステータスを持っていてもワンワールドのJAL便や、スカイチームの大韓航空便等では上級会員のサービスが受けられなくなります。出張の場合は、飛行機の待ち時間等にメール処理等を行う必要も多く、ラウンジのサービスを受けられないと不便なケースが多々あります。
 一般的に上級会員になるためには、少なくとも年間で5万~10万マイル程度飛行機に搭乗する必要があり、巷で話題となっている陸マイル(飛行機に乗らずに貯めたマイル)では、上級会員の資格は得られない状況です。

スカイチームの場合

 別記事でも記載しましたが、スカイチームの場合はデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに加入するだけでデルタ航空のゴールドメダリオン、スカイチームのエリートプラスの資格が得られます。つまり、飛行機にも乗らずともこのカードを保有している限り上級会員の資格が保持できます。年会費は26,000円ですが下記点から出張の多い方なら年会費の回収は簡単にできると思います。

(1)国際線の場合にスカイチーム系のサービスが受けられる
  韓国便は大韓航空、台湾便では中華航空、中国便では中国東方航空、中国南方航空などがあり、
  中国では特に便利。
(2)国内便(LCC含め)でもゴールドカードメンバーのカードラウンジを使用することができる
  羽田等のカードラウンジは結構豪華、一部のローカル空港ではカードラウンジだけの場合もあり。
(3)国内線(LCC含む)搭乗時にも搭乗券の半券をデルタにFAXすることで航空会社、距離に関係なく1回につき500マイルが加算できる(本キャンペーンは数年継続中、最大20,000マイル/年)
  要は、搭乗した航空会社のマイルに加えてデルタのマイルが貯められます(二重取り)
(4)クレジットカード100万円利用ごとに5,000マイルが付加される(年度更新時の継続マイルは3,000マイル)
  出張時のホテル代、普段使いに本クレジットカードを利用すると利用額に応じたマイルが効率的に溜まります。
(5)マイルによる特典旅行利用時に、足りないマイルを購入できる
  日系の航空会社だとできないと思いますが、デルタの場合はHP経由やヤフオク等でトランスファーマイルを購入することが可能ですので、特典航空券にちょっと足りない場合等でもなんとかできます。ちなみに、ピーク時の東京からバリ島の往復航空券(ガルーダインドネシア利用)は45,000マイルです。なお、ピーク時にはガルーダの直行便は取りにくい(中国系の乗り継ぎになる)ですが、その場合は香港あるいは仁川からだとバリ島までの直行便を特典航空券として取るのが容易です。
アプリでGold会員のカードが表示できます。

念のため、プリントアウトしておいたほうが便利です。紙でも何も言われたことはありません。

スターアライアンスの場合


 前置きが長くなりましたが本題に入ります。私の場合は、JALのダイヤモンドを保有していた時期があり(現在はJGCプレミア)、その際にスターアライアンスのゴールドメンバーのステータスを取得した方法に関して説明します。この方法はステータスマッチという方法で、例えば異なる2つのアライアンス間で片方のアライアンスの上級会員の資格を持っている人がもう片方の上級会員の資格を交渉によって取得するものです。交渉というとなんだかハードルが高く感じる場合がありますが、例えばスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空の場合は定期的に他アライアンスからのステータスマッチをHP等でアナウンスしていますので簡単にステータスマッチができます。ただし、得られるステータスは数か月の期間限定なので利用シーンが限られます。そこで、通常のステータスと同様の資格を得る方法をここでは紹介します。
 今回私が選んだのはターキッシュエアラインです。ターキッシュエアラインを選んだ理由は、ネット情報でステータスマッチの成功事例が多かった、一旦取得したステータスの維持が容易(年間25,000マイルあるいは2年間で37,500マイルで維持可能)、な点からです。

(1)ターキッシュエアラインにステータスマッチを申し入れる
  まず、HPのContact Formから英文でステータスマッチを申し入れます。

  文面は、”自分はJAL(ワンワールド)の上級会員ですが、今後スターアライアンスに乗り換えたいのでターキッシュの上級会員の資格をください。” 的なシンプルな内容でOKです。

(2)ターキッシュエアラインからメールが来るので、その内容に応じて必要な情報を添付して返信
  私の場合は、JALのダイヤモンドのステータスカードの画像(PDF)、JALの過去の搭乗記録(PDF)を添付してエビデンスとして送付しました。後者は、JALHPで生涯フライト記録のページがありますのでそれをPDF化しました。

(3)判定結果メール受信
 私の場合は、2回に分けてメールが来ました。

 ・1回目
  Your message has been registered by Turkish Airlines. Thank you for your interest. 
You may track your message with the Feedback Reference Number mentioned below:
  ・・・・
  要は一番下のClassic(スターアライアンスのシルバー)として登録されましたというメール(ちと焦る)

 ・2回目(翌日)
  Referring to your message dated on May 31th, 2015, Elite Card status match has been provided and your membership has been updated as ”Elite Card” level.
We would like to be honoured to see you as an Elite member for your future flights by Turkish Airlines.
  ・・・・
  要はElite Card(スターアライアンスのゴールド)として更新されましたというメール(やったー)

 ということで、少々勿体ぶった手順を踏みますが、問題なくゴールドが取得できました。

(4)ステータスカードが郵送されてくる
  送られてくるのは携帯するステータスカードとスーツケース等につけるタグとストラップです。結構豪華なケースに入って送られてくるので恐縮しちゃいます。 

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ステータスマッチが成功すれば、2年間はスターアライアンスゴールドのサービスが受けられます。つまり、ANA便でもラウンジに入ることができます。また、韓国便ならアシアナ、中国便では中国国際航空利用時にもゴールドのサービスが受けられます。あとはスターアライアンス系に搭乗した際にターキッシュのマイルに加算してもらえばよいのですが、私の場合はJALを中心に乗りながらこちらもためていくには年間25,000マイルは少し足りず、2年間で37,500マイルをクリアすることで2年間の継続ができました。

ちなみに、ターキッシュのマイルを何に使うかですが、如何せん東京発着便が限られるのとアジア圏内の特典航空券の必要マイルが多いので、もっぱらANAの国内線を使うために使っています(時期によらず往復15,000マイル)。ターキッシュのHPでは取れないので、日本のコールセンター(03-3435-0421)に電話し所望便を予約してもらえばOKです。後ほどメールで下記情報を添付して返信します。

① パスポートコピー
② マイレージカードコピー
③特典リクエストフォーム

特典航空券以外にもターキッシュのHPにマイルでもらえる商品がありますので、そちらに交換するのもありです。最近はラインナップが豊富になってきました。ちなみに、新しいHPより古いHPのほうがレイアウトが分かりやすいです(選択できます)。

以上で、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームの上級会員資格を保持できます。