AliExpressで購入した商品のクレーム処理(2)ー返品準備ー

 返品による返金でDispute処理が確定したので、10日以内に返品処理(荷物番号登録)を行う必要があります。これまでのやりとりでSHOPから返品の送料が戻ってくるか怪しいので、なるべく安く返品を行う必要があります。

送料調査

 郵便局HPの国際郵便日数、料金検索サイトにて、送付先(広東省)、発送元都道府県(千葉県)、荷物の種別(小包)、重さ(50g)を入力したところ、下記のような結果になりました。今回はトラッキングができないとまずいので国際eパケットライト(530円)を選択しました。航空便の書留の方が安いかもしれません。

送料検索結果

国際eパケットライト

 国際eパケットライトは、専用のパウチ(送り状袋)が必要になるため、まずHPでユーザ登録を行い、パウチの送付を依頼する必要があります。

パウチ申請

 下記郵便局マイページのオンラインショッピングツールからパウチの申請ができます。郵便局にはおいていないのでオンラインで事前に請求する必要があるようです。1回の請求での最大枚数は50枚とのことですが、そんなに国際郵便を送ることはないため5枚申請、5営業日で到着とのこと。パウチを待つだけで5日間かかるのは予想外でした。

送り状作成

 次に同じくマイページ内のオンラインショッピングツールを用いて送り状を作成します。

オンラインショッピングツール

(1)発送種別選択

発送種別選択

(2)内容物登録

内容物登録

 発送する品物の情報を登録します。具体的には以下の情報を登録します。

  • 内容品名(英語)
  • HSコード
  • 原産国名
  • 重量
  • 単価

HSコードとは、輸出するものがどんなものかを特定するコードで、財務省のページに輸出統計品目表というものが置かれており、その中の最新版を使用して輸出するもののHSコードを特定します。

財務省ホームページ

具体的には、前記HP中のさ維新の輸出統計品目表から今回輸出する品物が該当するHSコードを調べます。今回は、通信モデムなので8517.18を使用しました。

輸出統計品目表

(3)送付先情報

 こちらは、AliExpressのDisputeページにSHOPが返送先を記載していますのでその情報を転記します。

送付先情報(AliExpressのDisputeページ)

(4)送り状印刷

 これまでに入力した情報を基に輸出に必要な書類が作成されますので、それを印刷します。全部で送り状、インボイス、引き渡し状等が合計3枚印刷されます。

送り状等の印刷物

あとは、パウチが到着すれば印刷した書類、パウチ、発送物を郵便局に持っていき発送手続きを行いAliExpressのDisputeページでトラッキング番号を入力すれば返送手続きが完了します。続きは次回にアップします。