メルカリの”つつメルすぽっと”を調査してみた

2019年4月7日

 メルカリが郵便局と連携して新たなサービスを開始しました。その名は”つつメルすぽっと”です。以下、メルカリからの案内と共に実際の郵便局でチェックしてきました。

つつメルすぽっととは

2019/3/14(木)より、自宅で梱包準備をしなくても発送ができるメルカリ梱包コーナー「つつメルすぽっと」のサービスを、一部地域の郵便局で試験的に開始します。
メルカリが郵便局内にゆうパケット梱包資材やその場で梱包できるスペースを用意し、お客さまの梱包・発送をサポートします。

 

対象店舗

 首都圏5局: 立川郵便局、光が丘郵便局、八千代郵便局、国立郵便局、美浜郵便局
下記URLから郵便局の住所、営業時間等を検索できます。
https://map.japanpost.jp/p/search/

使い方

  1. 出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を選択する。
  2. 取引成立後、「つつメルすぽっと」のある首都圏5局の郵便局に売れた商品を持ち込む
  3. 「つつメルすぽっと」で、適切なサイズの梱包資材を選択する。
  4. 「つつメルすぽっと」で、売れた商品を梱包する。
  5. 梱包した商品に「ゆうプリタッチ」で出力した伝票を貼り、窓口へ持ち込む。

メリット

 メルカリを利用している方は分かるように、売れた商品の梱包、特に梱包材には頭を悩ませます。特に利用の多いゆうパケットはサイズがA4、厚みが3㎝という制限があるので緩衝材含めて丁度良い厚みの梱包袋を100円ショップ等で買ったりしている人も多いと思いますが、通常は薄利のメルカリで梱包材にお金をかけると利益が少なくなってしまいます。

 今回のサービスは売れたものをそのまま郵便局に持ち込めば予め郵便局においてある梱包材を使って発送できるというものです。つまり前述した悩みから解消されます。

つつメルすぽっとを調べてみた

 ほんとに便利なのか?、近くの美浜郵便局に調査に行ってきました。美浜郵便局の場所はこちら。

実際のつつメルすぽっと

 ”つつメルすぽっと”は、 以前から”ゆうプリタッチ”が置いてあった場所に地味に設けられていました。

梱包材は2種類(2019.4.7更新)

袋タイプ

 480㎜×310㎜です。袋の口にテープも貼ってあるのでそれを剥がして封ができます。

段ボールタイプ

  大きさは330×225×28㎜です。 ゆうゆうメルカリ便は最大A4サイズ、厚み30㎜以内と思ってましたが、正確には3辺合計600㎜以内、長辺340㎜以内、厚み30㎜以内、重さ1㎏以内のようです。
 ということでこの箱を膨らませずに入ればサイズの条件も満たします。厚みの内寸が段ボールの肉厚で小さめになっているのが気になるところですが。

まとめ

 アナウンス通り梱包用の箱、ガムテープ等は置いてあるのですが、緩衝材等がおいていないため、実際には緩衝材でくるんだ状態で持ち込む必要があるかもしれません。いずれにしても、本格的なサービスが始まれば利便性が向上することは確かですね(有料化されたりして)。