MARBERO ポータブル電源 M87を買ってみた

2021年1月21日

下記記事でN-BOXで車中泊をするために、Jackeryのポータブル電源、ソーラーパネルを購入したことを報告しましたが、Jackeryのポータブル電源400はN-BOXに設置、走行時に充電できるようにしたので、毎回家に持って帰るのは手間がかかります。一方、ソーラーパネルは車中泊時に使う以外は家に設置し発電できます。そこで、家でJackeryのソーラーパネルで発電した電力をチャージするためのポータブル電源を探すことにしました。

車中泊時はJackeryの400Whモデルで電気敷き毛布も6時間以上使用できるため、当面はそれ以上の容量は必要ありません。同じくJackeryから出ている200Whモデルは1/25から19800円に値下がりするのでお得感が出ますが、サイズが400Whモデルと同じなのでコンパクトではありません。普段は日々充電した電気を家の中でスマホ、タブレット、PC等に供給できれば良いので、68Wのソーラーパネルで1日分充電できれば十分です。68Wのソーラーパネルでは、直射日光をベストな角度で捉えた場合で40Wほどの発電が可能ですが、通常は下記のように家の中の窓際に吊るして使用しますので、14Wほどの発電量に留まります。加えて日光が当たるのは冬は7時から11時までの4時間、その間14Wで発電できた場合は56Wほどの発電量に留まるのでポータブル電源の容量もそれ以下で良いことになります。

そこで、Amazonにてコンパクト(容量が小さめ)で価格の安いポータブルバッテリーを探したところ、セールにて定価の15%程度値引きされていたMARBERO ポータブル電源 M87を7,480円で購入した。

選択のポイントは、

  • USB出力:①USB(2口)QC3.0 5-9V/2A(3A 27W Max)②USB -C1(2口)5V/3A、9V/2A(PD3.0 18W Max)USB C2:5V/3A、9V/3A、12V/2.5A、15V/2A、20V/1.5A(PD3.0 30W Max)とUSB対応の充電ポートが4つあること
  • ACコンセント(1口):80W(120W Max)110V/60HzでMac Book等のPCへの充電も可能なこと
  • 本体への充電がソーラーパネルだけでなく、シガレットソケット(車載時)、ACアダプタ(家の中)での充電にも対応していること
  • 本体にLEDライトがついておりランタンとしても使えること

でした。届いたものはこちらで13x14x17cmと想定通りコンパクトかつ軽量です。付属品としてACアダプタ、シガレットソケット対応の充電ケーブルがついています。また、マニュアルは英語、日本語表記で、ざっと読んだ範囲ではおかしな日本語にはなっていません。

Jackeryのソーラーパネルでの充電

 本体は届きましたが、Jackeryのソーラーパネルで充電するためには、7.9×5.4mmのコネクタを本機の3.5×1.3mmに変換する必要があります。Amazonでは7.9mx5.4mmを5.5×2.5mmに変換する変換アダプタは見つかりましたが、7.9×5.4mmから3.5×1.3mmに直接変換できるアダプタはなかったので、ひとまず前者を一緒に購入しました。

次に、5.5×2.5mmから3.5×1.3mmに変換するアダプタを探すことになりましたが、千石電商オンラインサイトに下記製品があることがわかりました。

私の場合は、ネットで購入するよりも直接お店で購入した方が早いので、翌日お店でL字タイプのアダプタ(5525-3513L)を購入しました。接続はこんな形で2回変換して対応します。

充電テスト

 早速テストしたところ、日の出後1時間くらいの陽射しが弱い状況では充電できていたが、陽射しが強くなると充電できない皮肉な結果に。結果的に帰宅後チェックすると充電メモリは2つまでとなった。陽射しが強くなり電流が大きくなると本ポータブル電源の最大許容電流値1.3Aを超え保護回路が働いた可能性が高い。失敗か。。。

試行錯誤した結果、こんな形で半分くらい陽に当てると充電ができます。22Vで充電するので電流値を抑えないとキャパオーバーとなるのか?

結局、Jackeryを持ち歩くようになるかー。ACアダプタ経由だと24W位の入力になるようですね。ACアダプタは15V出力なので1.6A、Jackeryのソーラーパネルは前述したように22V出力なので13W位までの太陽光なら大丈夫な計算になります。