アリババで革細工の道具を買ってみた

 以前から革細工で余った端切れ革を使って革製のコードクリップを作り、家の中のコード類の配線を綺麗にしてきたがエッジ部分の丸みはカッターで適当にカットしていたので見た目が今ひとつでした。

そこで、革コードクリップのデザイン性向上を図るために、下記のような半円形のカッターパンチをアリババにて購入した。サイズによって若干価格は異なりますが200円前後の価格帯で大変リーズナブルです。

届いたのはこちら。今回は直径 15、20、25、30mmの3種類を購入したました。新品ですが仕上げはこんなレベル、安いので仕方無いです。

カッターパンチを購入するついでにスナップボタンも見つけたのでこちらも購入してみました。直径12mmのスナップボタンが4種類入っていてそれぞれ30セット、合計で120セットで配送料込みで1400円ほど、日本で購入するよりも格段に安いです。

届いたのはこちら、スナップボタン以外に専用の工具もついています。工具は華奢な作りで少し心もとないですが、スナップボタン用の工具は既に持っているのでおまけと考えます。

それでは実際にカッターパンチとスナップボタンを使ってみます。先ずは15mm幅にカットした革に15mmのカッターパンチで先端を丸くカットしてみます。

革の幅とカッターサイズが一緒だとカットした両端が上手く切れない状態になりました。余った部分を通常のカッターで切り落とせばそれなりの形状になりました。

次にスナップボタンを付けていきます。まずは付属していた穴あけ工具を使います。一応問題なく穴が開きました。

次はスナップボタンのオス側をこれも付属の工具を使って取り付けます。工具のへこんだ部分をオスの突起部分にはめて打ち込むだけですので問題なくできます。

次はスナップボタンのメス側を取り付けますがこちらも専用工具を使いますが突起部分を潰して拡げるだけの工具のなので革への圧着ができません。

そこで手持ちの工具を使って全体を圧着します。これで完成です。

次に20mmのカッターを使って幅の広いコードクリップを作ってみます。今度は綺麗にカットができました。

同じように、スナップボタンを付けます。今度はなかなかよい仕上がりです。

今回の成果はこちら。やはりカッターを使うと両端の丸みが綺麗にでき、デザイン性も向上します。また、格安のスナップボタンでも耐久性は不明ですが問題なく使えています。これからコードクリップの作成が効率化出来そうです。