MacBook Air A1304(Late 2008)にOS X EL Capitanをインストールしてみた。
前回まではH/W編として分解を行ってみたが、特に難しい作業もなく簡単に分解が出来ることが分かった。古いPC等でも使ってる部品がモジュール化されていると仮に故障した場合でもパーツショップ等で部品を購入して交換修理が出来るので非常に便利です。
今回は、本マシンでサポートしている最新のOSであるEL Capitanをインストールしてみた。
Mid 2009のSSDに交換しSnow Leopard化
Late 2008には、Leopard(10.5.8)がインストールされているが、Apple Storeからダウンロード可能なEL Capitanの実行にはSnow Leopard(10.6.8)以上のOSが必要で、EL Capitanの要求仕様を満たしているLate 2008であるにも関わらず、Leopardのままではインストールができません。したがって、一旦メルカリ、アマゾン等でSnow Leopardを購入、インストールしたのちにEL Capitanにアップグレードする必要があります。
今回は、手元にMid 2009がありましたので、そのSSDを本マシンに換装することで手っ取り早くSnow Leopard化し、EL Capitanのインストールを実施しました。SSDの交換は、前回のH/W編で説明済みですので今回は割愛します。
EL Capitanのダウンロード
EL Capitanのインストーラは下記Appleサイトからダウンロードします。
https://support.apple.com/ja-jp/HT206886
ダウンロードが完了するとダウンロードフォルダに下記インストーラのイメージファイルが格納されます。

EL Capitanをインストール

次にダンロードフォルダにあるdmgファイルをダブルクリックすると左記アプリのイントーラpkgが展開されます。
上記pkgをダブルクリックすると本アプリケーションをインストール可能な環境かをインストーラがチェックし、問題なければEL Capitanのインストールアプリケーションがアプリケーションフォルダにインストールされます。
次に、アプリケーションフォルダに入ったEL Caitanのインストールアプリケーションを起動すると、インストール先のディスクを聞いてくるので今回はSSDを指定し、インストールを実行します。
インストールは2段階で実行されます。
第一段階
アプリケーション実行後、下記画面でインストールが進みますがプログレスバーの表示では20分程度でインストールが完了するはずですが、このフェーズだけで3、4時間はかかります。おまけに、右画面のように最後の方でエラーを表示します。ログを見てもよく判りませんので無視して再起動ボタンをクリックし、再起動します。
第二段階
再起動後は、下記EL Capitanのロゴが表示された画面となり第二段階に進みますが、これも6時間くらいはかかります。また、厄介なことに途中でハングアップすることがあり、その場合は電源リセットし第二段階の初めからやり直しになります。今回は、ラッキー?なことに二回目で無事インストールに成功しました。
EL Capitanの使い勝手
無事本マシンが使用可能な最新OSにアップデートができました。

お世辞にも高速なマシンではなく、かつメモリ容量も2GBと少ないので常駐するアプリを極力減らした形で快適操作を目指します。ここら辺のセッティングはネットを検索すると色々出てきますので参考にしてみてください。
あくまでも個人的な印象ですが、Chromeブラウザを使ってブログを書く作業レベルであれば特に問題なく使えています。一応参考までにSSDのベンチマーク結果をアップしておきますが、やはり遅いですね(笑)。とはいえ、高度なことはしないのでひとまずは問題ないです。

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