Blackberry Priv の画面交換

2か月以上前に水がかかり電源が入らなくなったBlackberry privですが、このまま放置していても意味がないので修理を考えてみた。一番簡単なのは修理屋さんで交換してもらう事ですが、お金がかかりそうなので自分で修理することにした。

画面割れ個体の調達

水がかかったとしてもタッチパネルと液晶部分は水が入り込むことはなく、本体部分の基板がショートした可能性が高いのでメルカリ等で画面が割れているものの本体と手元の画面モジュールを交換する事で修復が可能だと判断しました。

メルカリ

早速メルカリで画面割れの物を探した結果、下記のように最安で8888円で見つかった。ちょっとイメージしていた物より高いですね。

paypayフリマ

キャンペーンメールが来ていたので早速Paypayアプリをダウンロード、検索してみると下記のように6000円で発見、キャンペーン中だったので500円引きの5500円で購入できました。

Blackberry Priv 国内モデル

ネットの情報によると海外モデルのSTV100-3にLTE Band19を追加、TD-LTE B38、40、41にも対応しているため中国最大キャリアのChina Mobileでも使えます。

  • 2G:GSM 850 / 900 / 1,800 / 1,900 MHz
  • 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8
  • 4G(LTE Cat.6)
    • FDD-LTEB1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 7/ 8/ 12/ 13/ 17/ 19/ 20/ 25/ 28/ 29/ 30
    • TD-LTE B38/ 40/ 41

交換作業

 PayPayフリマで購入した画面割れ個体が到着、左が画面割れ、右が水をかぶって動かないもの。

画面割れはこんなレベルです。但し、電源は入りタッチパネルも正常に動作しました。

いよいよ交換のために分解して行きますが、分解の仕方はこのサイトを参考にしました。ちょっと日本語が変ですが写真付きで解説されているので十分わかります。

工具

 以前iPhoneのバッテリを交換した際に付属していた下記工具とマイナスドライバを使いましたが、マイナスドライバの場合はネジ穴を簡単につぶしてしまうのでしっかりかみ合わせを確認した上でネジを外してください。

電源ボタン側から開けていきます。

裏ブタを外す前にはMicroSDカードスロットとSimカードスロットからトレイを除いておくことを忘れずに。裏ブタを外す際には基板が引っ付いてくることがあるので裏蓋のみ外すように注意してください。

裏蓋外しました。最後はキーボード井下から引き抜く要領です。

次にバッテリを外すために、バッテリを覆っているフィルムを剥がします。

バッテリの端子はねじ止めされているので、まずは2本のネジを取ります。

両側のネジを取った後はコネクタを上に引き上げ外します。

バッテリは筐体に結構な粘着力で貼りついているのでヘラ等を差し込みながら剥がします。

メイン基板を外す前に下部のモジュールを外していきます。

メイン基板に接続されているコネクタを外します。

メイン基板を外した状態。これが画面ユニットで液晶、タッチパネル、キーボードから構成されています。どこが壊れているかによってさらにこのモジュールを分解していく必要がありますが、今回はこのモジュールは生きておりメイン基板のみがいかれているとの想定から分解はここで止め、画面が割れた筐体を同様に分解、メイン基板を取り出しこちらの画面ユニットに取り付けることにします。

もう一つの分解は一度やっているのでスムースに進み、再組み立てを行い電源投入、無事起動できました。

アプリのインストールも行い、諸々の機能も正しく動作しています。意外と簡単にできましたので水没等で動かなくなったものを持っている方は同様の修理にチャレンジしてみてください。